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《リレーエッセイ5》

「キャリア」という言葉との出会い

認定NPO法人 キャリア権推進ネットワーク 広報担当 矢島 厚子


皆さんは「キャリア」という言葉を初めて自分の事として考えたのはどのような時でしたか?

子供の頃はピアノの先生になりたい、受験の時には学校選択時に自分の将来の存在を意識し、就職活動をする時には漠然と北欧と接する仕事をしたいと考えと、将来を考える様々な機会がありましたが、「キャリア」ということを意識して考えてはおりませんでした。
その後、企業で働き始めて人事異動をいくつか経験しても、自分と関係のあることと感じることはなかったです。
しかし、10数年経ったころ、ある役員に「あなたは自分のキャリアをどう考えているの?」と質問され、初めて自分の事としてこの言葉を聞きました。
その方は、私の将来について働きかけて下さろうとしてその言葉をかけて下さったそうです。

その後、企業の人事として人材育成の仕事に携わっていた私は、この言葉の重みを感じることとなりました。将来に向けた組織の課題に応じ、様々なトレーニングを企画し組織開発施策を講じていた頃でした。
ある時に何か一番大切なことが足らないと感じました。そもそも、この人がこのトレーニングを受けて成長するということは、この人にとってはどんな意味があるのかということです。

このことを感じてから、キャリアカウンセラーの勉強を始めました。この勉強は自分のキャリアも話題に出しますので、改めて自分のキャリアを考え、なんだか気恥ずかしい感じもありましたが、どんな人の事も自分事として考えられるきっかけとなりました。そこからキャリアカウンセラーの仲間が広がりました。企業や立場を超え、キャリアコンサルタントとして問題意識を持ち学ぶ仲間たちの団体へ複数所属することになりました。

その様な中、大学院で「キャリア権」と出会い、NPOを通して様々な分野で活躍される皆様と出会いました。
そして皆さんの問題意識の高さに圧倒され、いかに自分が狭い世界で考えていたかということに気づいたことから、自分のキャリアにもいくつかの変化が起こりました。

これからどんな将来になっていくのかわかりませんが、その時々に生じるPlanned Happenstance(計画された偶発性)を大切に、自分らしい人生を歩んで行けばと思っております。

今後もNPOを通してたくさんの思いを持った皆様と交流をさせていただければ幸いです。お読み下さった皆様にも素敵なPlanned Happenstanceが起こりますように!



<プロフィール>
認定NPO法人 キャリア権推進ネットワーク広報担当
2級キャリア・コンサルティング技能士GCDF 企業人事



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